おくすりの保管法

おくすりの保管法

くすりの保管法
ちよっとした頭痛や腹痛に使う家庭の常備薬やお医者さんの処方箋に基づいて調剤してもらった薬(調剤薬)は、病気を治すのに必要不可欠のものです。しかし、その保存について注意が、不十分であると、おもわぬ事故のもとになります。

乳幼児、小児の手の届かないところに保管しましょう。
最もこわいのは乳幼児・小児の誤飲です。乳幼児が薬をお菓子とまちがって飲んでしまい命にかかわることになった事例があります。誤飲のおそれのある場所に薬を放置しないよう注煮しましょう。不要になった薬をすてるときも子供の目に触れないように処分することが大切です。

湿気、日光、高温をさけて保管しましょう。
薬は湿気、光、熱によって変質したり、効カが低下したりします。涼しく、温度変化の少ない場所で必ず保管しましょう。常備薬は、せんをきちっとしめて、調剤薬は缶のような密閉できる容器に保管しましよう。

他の容器への入れかえはやめましょう。
お薬を使い古しの他の容器に入れかえることは、内容や使い方がわからなくなり、誤用や事故のもとになります。

古い薬を使うのはやめましょう。薬は年に一二度点検しましょう。
薬には使用期限があり、未開封のものでも半年〜3年位です。使用期限が切れたものは、もったいないと思わず捨ててしまいましょう。